宿便の状態

宿便とはどのような状態を指すのかというと、便秘で長い間腸内に留まる便を宿便と呼ぶようで、商品販売目的で永年的に滞留する便を宿便としている訳ではありません。

宿便を説明する記述には、「腸壁にこびり付いた老廃物」「ヘドロ状の便で放っておくと排出されず、血液を汚していろいろな病気を引き起こす」「タール状のもので、体内毒素を発生させる」との内容を見かけますが、実際には宿便を指すこのような状態は医学的にも確認されていないどころか、宿便と呼ぶ状態そのものが、商品の販売を煽るための過剰な表現や誤った説明と考えられます。

また、よく宿便を出すと「黒ずんだタール状のもの」と記述されているものがありますが、タール便が出る場合は胃や腸などの内臓疾患や悪性腫瘍などによる出血が考えられ、宿便の排泄を考えるよりも医者に掛かるほうが先決です。

実際の便通に関しては個人差が大きく、健康な人の95%以上の人では「1日3回程度の便通がある」人から、「3日に一度の便通」の人まで様々なようですが、この間に入るひとは必ずしも便秘とは言えず、おおむね3日を超えて長い間便通の無いような場合に便秘と呼び、一般的にはこれらの便を宿便と呼ぶようです。

このように宿便は、あたかも永年的に留まる便を宿便と呼ぶような誤解がありますが、通常呼ぶ宿便は便秘などにより一定期間滞留する便を指すようです。

posted by ドンドコ at 11:47 | 宿便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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