宿便の誤解

宿便を取り除くと美容や健康によい」との商法での宣伝文句をよく見かけ、また宿便の取り除きは万病予防にもなるなどとうたい、少々オーバーなものでは「宿便は誰の腸内にもバケツ一杯も宿便が宿っている」との表現もあり、思わず病院などに宿便を取り除くためのクリーニングを頼み込む人もいたようです。

宿便を煽る宣伝文句には誇大なものが多くありますが、しかし宿便に対する表現が全て誤っている訳ではないようです。
「宿便で滞留する便から毒素が出で・・」などという事実関係は確認出来ませんが、宿便状態により腹部の膨満感、腹痛、頭痛、食欲不振、全身倦怠感なでが怒ることがあるようです。

また、宿便は腸にこびり付く便として、断食や腸内洗浄により排泄させる方法が紹介されていますが、医学的にも腸の粘膜は日々作り変えられているため、その上にこびりつく便の確認はされていないのが実態のようです。

断食の際に排泄される宿便と呼ばれる便は、腸内粘液や消化液、古い上皮細胞、増殖細菌などの事で、宿便の宣伝にあるような永年こびり付いた便のことではありません。
posted by ドンドコ at 11:48 | 宿便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宿便の状態

宿便とはどのような状態を指すのかというと、便秘で長い間腸内に留まる便を宿便と呼ぶようで、商品販売目的で永年的に滞留する便を宿便としている訳ではありません。

宿便を説明する記述には、「腸壁にこびり付いた老廃物」「ヘドロ状の便で放っておくと排出されず、血液を汚していろいろな病気を引き起こす」「タール状のもので、体内毒素を発生させる」との内容を見かけますが、実際には宿便を指すこのような状態は医学的にも確認されていないどころか、宿便と呼ぶ状態そのものが、商品の販売を煽るための過剰な表現や誤った説明と考えられます。

また、よく宿便を出すと「黒ずんだタール状のもの」と記述されているものがありますが、タール便が出る場合は胃や腸などの内臓疾患や悪性腫瘍などによる出血が考えられ、宿便の排泄を考えるよりも医者に掛かるほうが先決です。

実際の便通に関しては個人差が大きく、健康な人の95%以上の人では「1日3回程度の便通がある」人から、「3日に一度の便通」の人まで様々なようですが、この間に入るひとは必ずしも便秘とは言えず、おおむね3日を超えて長い間便通の無いような場合に便秘と呼び、一般的にはこれらの便を宿便と呼ぶようです。

このように宿便は、あたかも永年的に留まる便を宿便と呼ぶような誤解がありますが、通常呼ぶ宿便は便秘などにより一定期間滞留する便を指すようです。

posted by ドンドコ at 11:47 | 宿便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宿便について

宿便についてはインターネット上や書籍の中でも、ダイエットや健康食品に関連して購買意欲を煽るために、宿便が腸内に溜まり続けることが原因で、あたかも健康を大きく阻害しているかのように表現し、宿便の排泄が必要との説明をしていることなどから、一般的に「宿便が腸内に溜まる排出されない便」のように捕らえられている傾向があるようです。

しかし便そのものが永年的に腸内に留まるとされる宿便は、医学的には確認されておらず、宿便という言葉自体も医学的には存在はしていないようです。

では宿便とはどのような事を指すのかと言えば、一般的には「便秘のために長い期間腸内にたまった大便」とされていますので、その意味で宿便は便秘により腸内に溜まった大便を宿便と呼んでも、あながち間違いとは言えないかもしれません。

ただし宿便という言葉は、医学的には存在していないかもしれませんが、一般的には広い範囲で宿便を用いた様々な説明記述があることも事実です。

posted by ドンドコ at 11:45 | 宿便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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